ジャストシステム逆転勝訴!「一太郎訴訟」
いやージャストシステムが勝訴してよかった・・・
ジャストシステム側から(松下側が出願する前に存在した)先行技術に関する書類が提出され、これが決め手になったようです。
この書類により、松下の特許が「当該書類から容易に類推可能な技術」と認められ、これにより特許に「進歩性が無い」との判断がなされたようです。
「進歩性が無い」というのは、例えば、ある既存の技術(A)があり、その技術に別の技術(B)を付け足したとします。その時、組み合わせて出来た新しい技術(C)に、ベースとなった2つの技術(AおよびB)とは別の効果やメリット(+α)が無いということを言います。
つまり、進歩性が無いといことは、技術的に
A + B = C
関係であるということになります。技術的に
A + B < C(= A + B + α)
であるならば、基本的に進歩性が認めらることになります。
具体的な例を挙げるとしたら、例えば「テレビにリモコンを付けた」場合に
・テレビによるメリット → 映像が見られる
+
・リモコンによるメリット → 離れたところからテレビを操作できる
+
・新たなメリット(+α)
というように、他に何か効果やメリット(+α)が無ければ、進歩性が無く特許としては認められない可能性が高くなります。
何はともあれ、とりあえず私は、松下の請求を棄却した知財高裁の判断を支持したいと思います。
【詳細】
H17. 9.30 知財高裁 平成17(ネ)10040 特許権 民事訴訟事件
(裁判所 -知的財産高等裁判所 - 侵害訴訟等の控訴事件)
【関連ニュース記事】
ジャストシステム、「一太郎/花子」訴訟で逆転勝訴 (PC Watch)
ジャストが逆転勝訴 「一太郎」アイコン訴訟 (ITmedia)
ジャストシステムが逆転勝訴--「一太郎」ヘルプボタン訴訟 (CNET japan)
【過去の記事】
| 固定リンク
|


コメント